7/16 ビーフケーキ単独ライブ「蛇タベル美女タベル」@ABCホール

出演:ビーフケーキ、井尻貫太郎、ストレンジサニィシアター アイ

・OPコント


○OPVTR


・「へのへさん」


・「燃えそうなゴミの日」


・「闇マ」


・「運動の時間」


○ブリッジVTR


・「飛び出し注意」


・「ペペペドミア共和国」


・「胎教音楽」


・「満ち足りた人生」


○エンドロール


・EDコント

幕が開くと舞台は見世物小屋の中の作りで、床には茣蓙が敷き詰められていました。着物姿の二人の美女(井尻さんとストレンジサニィシアター・アイさん)が座ってお辞儀をしている。今回の単独はその二人の美女がセット転換をし、黒い箱を置いてOPコントが始まる。

『で、その子はどうなったの?』

OPVTRの曲は「結ンデ開イテ羅刹ト骸(むすんでひらいてらせつとむくろ)」    蛇を食べる女、火吹き芸、お祭の様子、神社の鳥居、狐のお面などの動画がモノクロ映像で流れる。前回のサーカスの映像も凄かったですが今回の映像も思わず魅入りました…!

今回の単独はコント8本。2回公演とも観ましたが、1回目に比べれば2回目の方がアドリブがあったと思います。特に「運動の時間」の近藤おじいさんのアドリブw  どうみても見た目が「難しい人間」に出てくる小説家のおじいさんですよね笑
「ペペペドミア共和国」でお釣りが大量に出てくる豪快さに笑わずにはいられませんでした笑 そして、ネタ終わりのセット転換では美女たちと大人数のスタッフさんに、近藤さんも出てきて最前列のお客さんを舞台に上がらせて大量に出たお釣りの片付けを。背の高い美女(井尻さん)の張り切り具合に笑いましたw

しかし、2回目となるとOPコントで近藤さん、EDコントは松尾くんがセリフを忘れて間違えたり、音響ミスなどがありましたね…;本来なら1回目になぞると幕が閉まってすぐに終演だったのはずなのですが、二人が幕から出てきてお詫びのエンドトークが少しだけありました。

近藤「本来ならエンドトークはやらないのですけど、僕と松尾がそれぞれOPとEDのセリフをやらかしてしまって…1回目は完璧だったのに…笑 またこれに懲りず単独へ来て下さいね、ありがとうございました!!」の一言があり、二人がお辞儀をして幕の中へ戻って行きました。

ちなみにエンドロールの曲は「鏡ノ国ノ祀リ(かがみのくにのまつり)」 EDコントではバックで流れていましたね。

あとラストのコント「満ち足りた人生」は調べてみたら別役実さんの著書で同じタイトルがあるみたいです…!これは偶然でしょうか?どっちにしろ、ラストにふさわしいブラックな不条理。普通であることが異常と思うおじいさんの言動がとても印象に残っています…!

今までのサーカスをモチーフにした単独から、客入りBGMや舞台セットや演出も見世物小屋に合わせて全部、変えてきましたね。必ずあった「穴」のネタも入ってなかったのにも驚きました。KOCに向けた事もあって、前回の単独よりはポップでしたね。単独で披露したネタがまた見られますように…!

そして、年内にまた違うコンセプトの単独をやるみたいです。 「今年1番やりたかった単独ライブ」だそうなので、次回もどんな単独を見せてくれるか今から楽しみですね!

○おまけ

1回目公演ABCホールロビーにて、コントのキャラ「アルフ」の全身です。

2回目公演のロビーは、チョップリンが提供してくれたみたいです笑

2公演来場者特典で作家さんが撮り溜めていた写真「オカーシャ」のプレゼント。2枚1セットで貰えました!フォロワーさんの写真を見る限り6〜7種類はあったみたいです。

物販で購入したビーフケーキのサイン付きのポスターです。
二人のちょっとした落書き付きのポスターもあったみたいですよ笑