8/2 吉本新喜劇・金の卵 怒涛の単独公演『すとれーと』@ワッハ上方7階レッスンルーム

出演:いちじまだいき、森田まりこ、近藤貴嗣(ビーフケーキ)

いちじまだいき単独ライブ「すとれーと」を観に行きました。
普段は5階の5upよしもとしか行かないので7階のレッスンルームに行くのは初めてだったんですけど、エレベーター開いたらロビーの狭さに驚きました…!      レッスンルームの中は靴を脱いで、舞台があり客席の前方が座布団に座る形になっていて後方に椅子が置かれていました。想像以上にレッスンルームの狭さに驚きが隠せなかったですw 定員60名ですもんね…公民館で観てる気分に近いかなと笑 ちなみに後方の椅子で観る事に。

出演者はいちじまだいき、ビーフケーキ・近藤さん、新喜劇の森田まりこさんの3人よる約45分のお芝居でした。


ジュン「(独り語りで)僕はゲイだ。生まれてこの方15年間。でも、みんなと同じ様に嫌いな食べ物もあるし怒ったり悲しんだりもする。」

物語は幼なじみの田中マサフミ(いちじまだいき)が好きだが告白を出来ないでいるゲイの高校生・広沢ジュン(近藤さん)に、広沢ジュンが好きな女の子・つぐみ(森田まりこさん)からラブレターを渡されて、ジュンが戸惑う…というお話でした。
女の子に告白されてゲイである事を悩むジュンの気持ちとは裏腹に物語は、思い通りにはいかない切ない結末へと…
あと、ストーリーと関係なく突然始まったちじまんのパントマイムの時間がありましたw そういえば、パントマイム教室に通ってた事があったんでしたっけ?上手かったです…!

エンディングで
全体としては、ちじまんの単独ライブなのに近藤さんが主役w 
近藤「俺にセリフ、押し付けたやろ!」と笑
森田「台本を読んだ時、いちじまくんのライブなのに主役じゃなくて、折角なら近藤くんといちじまくんの役を逆にしたらいいのにって思ってて…」
ちじまん「だって僕がゲイだったらリアルでしょう!」w
近藤「俺はどうなんねん!!」ww

時間が差し掛かった時に近藤「あっ!子供おるやん。」と客席に立っている男の子がいて何とそのまま舞台まで行き、ちじまんに直接プレゼントを渡していました!子供からプレゼントを渡されるほど、ちじまんにファンが付いていてほっこりとしましたね。
最後にちじまんが締めて、舞台が暗転したんですけど少しの間があって
ちじまん「あっ、アンケートも是非書いて下さいー!!」と言い忘れてみたいで暗闇から声が聞こえましたw

終演後、ロビーにちじまんがいてお見送りをしてくれました。しかも、先着で写真を配っていたとか…!最後ぐらいに出てしまったので、写真は貰えず後でその事を知りました…;

「すとれーと」な気持ちって事なのかなと…自分がゲイだと言う事を告白できず、思っている事をズバスバと言うマサフミに憧れていた。つぐみはジュンに対する思いは真っすぐなのだけれど、実はその思いには…そして、あの結末に繋がっていくのはやっぱり切ない…


近藤さんの演技は何回か見ていますけど、ちじまんと森田さんの演技は地方の私では新喜劇を見る機会がないので初めて見たんですけど森田さんの演技、とても良かったです!つぐみジュンを好きで抑え切れない気持ちを演じ切ってくれました!ちじまんは相変わらず、独特の演技とあの声という所ですねw
近藤さんも普段のコントキャラとは違う一面が見れて良かったんですけど、ゲイの役ですから笑
ジュン「その夜の修学旅行、僕はマサフミのトランクスをゲットした!」w


個人的に面白かったのは近藤さんと森田さんの言い合いで
ジュン「姫路まで1人で行ったと思ってたのに2人で行ってたん!?」のくだりとラストのちじまんの「えっ?えっ?えっ?」の声と表情w 近藤さんも思わず笑いを耐えるのに必死でしたw

とにかく、3人のお芝居は最後の結末にはしんみりとさせる気持ちもあったんですけど、笑い所ちゃんとあり、楽しめて本当に良かったです!貴重な体験でした。
やっぱり近藤さんの演技が好きです。近藤さんとちじまんの二人の演技を見ていたら、演劇公演がとても見たくなりました。baseが無くなり、5upでもう演劇公演をやる事はないのでしょうか…?欲を言えば、松尾くんの演技も一緒に見れたら見たいです。また何かしらお芝居をする機会があればなと…!